腕時計を購入予定の方必見!ムーブメントの種類とは?

2020年10月9日

腕時計にはムーブメントという駆動を司る大事な部分があります。
車でいうエンジンと同じくらい大事な部分です。
腕時計がどんなムーブメントで動いているのか、それはどういう仕組みなのかを知っていると、腕時計を選ぶときより楽しくなるでしょう。
今回はそのムーブメントについて紹介します。

□ムーブメントって一体何?

腕時計内部に収められていて、針を規則正しく動かしている駆動装置を「ムーブメント」と呼びます。
腕時計の動力源であるこのムーブメントは「機械式」と「クォーツ式」の2種類に分けられます。

 

□ムーブメントには2種類ある

ムーブメントには「機械式」と「クォーツ式」の2種類があるということは既に述べました。
それでは、それぞれどのような仕組みなのかを見ていきます。

 

*機械式のムーブメントについて

機械式ムーブメントはゼンマイを動力にしています。
ゼンマイ式で動くおもちゃをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
ゼンマイ式おもちゃはゼンマイを巻き上げ、そのゼンマイがほどける力で動きます。
腕時計も基本的に同じ原理で動いています。

「調速機」という部分で時間の遅れ進みを制御しており、「テンプ」と呼ばれる振り子の原理を利用した部分によって、正確に時を刻んでくれるでしょう。
テンプは、大きく分けて天輪という部分とヒゲという部分から成っています。
天輪は車輪のような円形の金属部品で、その中に蝶の口のよう巻かれた、ヒゲというリボンのような金属帯がついています。

天輪だけでは車輪のようにくるくる廻るだけですが、ヒゲがあることによってテンプは左右に振幅運動ができるようになるというわけです。
このテンプが1時間当たりに振れる回数を振動数と呼び、振動数が高いほど一般的に精度も高まるでしょう。

機械式ムーブメントは更に「自動巻き」と「手巻き」の2種類に分かれるのでそれぞれどのような仕組みなのか紹介します。

自動巻き式の最大の特徴として、腕に着けているだけでゼンマイを巻き上げてくれるということが挙げられるでしょう。
自動巻き式の腕時計には、ムーブメントに重りの役割をするローターが搭載されています。
腕時計が動くことで重力に引かれてローター自身が回転し、ゼンマイを巻き上げるという仕組みです。

日常的に腕に着けていると時間が狂いにくいというメリットがある反面、パーツが多いので大きく厚くなったり、メンテナンス費用が高くなったりするというデメリットがあります。

現在は自動巻き式が主流になりつつある一方で、昔ながらの機構と言えば手巻き式でしょう。
一般的に文字盤の3時側に配置されているリューズを巻くことでゼンマイが巻き上がり、それがほどけていくエネルギーが調整され、輪列を通り時分針へとつながっていきます。

毎日巻くという味わい深さをメリットと感じる人もいる反面、面倒くさくデメリットと感じる人もおり、意見が分かれやすいのが手巻き式腕時計です。
他にもパーツが少ないために摩擦も少なく、メンテナンスコストを抑えられるというメリットや、ラインナップが少ないといったデメリットが存在します。

 

*クォーツ式の腕時計について

機械式腕時計の基本機構が13世紀後半に出来上がっていたのに対し、クォーツ式腕時計が誕生したのは19世紀後半と、比較的最近でてきた時計です。
クォーツ式が誕生したのは、イギリスの産業革命をきっかけに工業や交通手段が発達して、より正確な時計への需要が高まったからという社会的な背景がありました。

機械式の精度を上げるには限界があったからです。
既に上で述べた通り、機械式においてはテンプの振動数が高いほど精度が高くなります。
しかし闇雲に振動数を上げれば良いというものではありません。
それは多くの精密な部品からできているために、高速振動によって摩擦が大きくなり寿命を早めてしまうからです。

しかしクォーツ式ならば、そのような心配は必要ありません。

そもそもクォーツとは水晶のことで、交流電圧を印加すると1秒間に32,768振動します。
これがICによって電気信号へと変換されてステップモーターという回転モーターに送り込まれることで動いています。

そのためクォーツ式腕時計ならば、細かなパーツでテンプを作らずとも、クォーツによって高速振動を実現し精度の高い腕時計にできるのです。

 

□ムーブメントは見分けられる

腕時計には大きく機械式とクォーツ式の2種類があることを見てきました。
ここでは簡単に見分け方について紹介します。

見分け方の1つ目は、針の動きに注目することです。
機械式は「スイープ運針」といって連続的に秒針が動きます。
対してクォーツ式は「ステップ運針」といって、秒針が1秒ごとに動いているのが見て取れるでしょう。

見分け方の2つ目は、ムーブメントが発する音を聞き分けることです。
機械式のうち自動巻きはローターを内蔵しているために腕時計を振ると回転音がしますが、手巻きは振っても音がしません。
また、機械式のスイープ運針は「チチチチチ」と連続的に秒針の音がしますが、クォーツ式のステップ運針は「チッチッチッチ」と1秒ごとに音がします。

□まとめ

今回の記事では、腕時計にはムーブメントの違いから機械式とクォーツ式に分けられることを紹介しました。
腕時計の購入を検討する際には是非今回の記事を参考にしてみてください。

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